腰痛の原因には様々な理由があります。
それらの代表的なものと改善法をいくつかご紹介したいと思います。
1つ目の原因は加齢です
これはもう誰もが通る道であり致し方ないことです。
やはり歳を取ると全体の筋肉が落ちていくように腰の筋肉も落ちていきます。
すると上半身を支えるのが辛くなり腰痛と言う形で表れてくるのです。
これを防ぐにはどうすれば良いか、普段から運動をすることです。
でも無理な運動は返って筋肉に負担を掛けます。
適度なウォーキングや買い物に行って荷物を持ったりするのも良いでしょう。
一見この方法は良くないように見えますが、荷物を持つ時間は買い物中と車から降りて家に帰る間。
電車の方は電車に乗っている間は荷物はどこかに置くようにすればよいと思います。
そうする事で足腰の筋肉の衰えを最小限にとどめて腰痛になるリスクを減らすのです。
ただし無理は禁物です。
2つ目の原因は肥満です
やはり太ってしまうと上半身も太ります。
そうなると知らず知らずのうちにものすごく腰に負担を掛けてしまいます。
腰は常に重量級の物を支えている状態です。
そうなると腰は悲鳴を上げるのは確実です。
これを防ぐにはどうすれば良いか。
もちろんダイエットです。
但し最初から運動を取り入れたダイエットはあまりお勧めできません。
運動をすることによってかえって腰に負担を掛けるリスクがあるからです。
なので最初は食事制限からです。
食事制限である程度体重が軽くなればもしかしたら腰痛も緩和されるかもしれません。
そうなったら運動を取り入れても良いと思いますが、
やはり腰を使う運動よりもウォーキングなどの方がお勧めです。
ジムでダイエットも個人的にはお勧めできません。
ハードな運動になる可能性もありますので、かえって腰に負担を掛けるかもしれません。
3つ目の原因は猫背です
猫背の人はどうしても腰が丸くなります。
そうなると腰にかなりの負担がかかります。
また、骨盤もゆがんでしまうので結果腰痛を引き起こすリスクが高くなるという訳です。
これを防ぐには背筋を伸ばすという習慣を身に付けるしかないのですが、
猫背の人は元々猫背なのでいくら意識していても無意識のうちに猫背になってしまっています。
そうなったら背筋矯正ベルト等で矯正するしかないでしょう。
猫背は加齢に全く関係ありません。
若い内は良くても猫背の人は歳を取ったら腰痛に悩まされるリスクが非常に高いです。
注意するようにして下さい。
4つ目の原因は間違ったエクササイズです
よくテレビで腹筋運動と言って腰を深く曲げる運動をやっている人がいます。
でもあの運動が原因で腰痛になる人がいるのです。
確かにアスリートなど腰にきちんと筋肉のついている人には効果的な運動かもしれませんが
そうでない人が腰を深く曲げるような無理な運動をするとかえって腰の筋肉や骨を痛めて
最悪ヘルニアになってしまうリスクが高いのです。
なので筋力に自信のない人がテレビのスポーツマンのやっているような
腰を深く曲げるエクササイズをするのはやめておきましょう。
まとめ
腰痛はどうしてもなりやすい症状です。
人間の体の中心にあって上半身も下半身も絡むところに腰と言うのはあるので
体の中で一番負担がかかりやすい部分の一つかもしれません。
もしも腰に何か違和感を覚えたら自己対策せずに専門のスタッフの元で指導を受けましょう。
通院には多少時間とお金はかかるかもしれませんが、日々腰痛に悩まされ続けるのはストレスですよね。
当院では体の歪みを改善して正しい姿勢を身に着け、「痛くなりにくい」体作りを目指します。
また良い状態を出来るだけ長く保てるように、ご自宅でできるケアやストレッチなどをアドバイスいたします。
自己流で腰痛対策をするというのは必ず腰痛の悪化につながります。
そして日頃から太らない、猫背にならない様気をつける、歳を取っても無理のないように運動して筋肉をつける、
間違ったエクササイズはしない、この4つを心がけておきましょう。