両膝の間に隙間ができる「O脚」
スタイルが悪く見えるので、女性だと特に悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回はO脚の治し方として具体的な7つの方法をご紹介します。
O脚を撃退してスッキリとした美脚を手に入れましょう。
O脚の原因は?
O脚の原因としては以下のものが挙げられます。
・骨盤のゆがみ
・不良姿勢
・脚の筋力不足
・足裏のアーチ崩れ
・股関節のねじれ
上記の原因が重なり、膝の関節に外へ外へと
ずれようとする力が加わると、O脚になってしまいます。
ここからはO脚になる仕組みを原因別に見ていきましょう。
骨盤のゆがみ
骨盤がゆがむと、骨盤についている股関節がずれていき、
大腿骨(股関節と膝をつなぐ脚の骨)や膝、足首とずれが広がってO脚になります。
骨盤はすぐにゆがむものではなく、長年の積み重ねで徐々にゆがみが大きくなっていきます。
不良姿勢
立ち方、歩き方、座り方といった「姿勢」が悪いとO脚の原因になります。
まず立ち方ですが、背中を丸める「猫背」の姿勢はNGです。
また、「膝を伸ばして骨で支えるように立つ」
いわゆる「気を付け」の姿勢も実はO脚の原因になります。
次に歩き方。
「膝を伸ばしてかかとから着地する」という歩き方は
着地した時の衝撃が膝、腰、首、頭などに過度に伝わるためNGです。
この歩き方はモデルが自分を美しく見せるためによく行っていますが
実はO脚につながる歩き方でもあるため注意しましょう。
最後に座り方ですが、「ぺたんこ座り」や「お姉さん座り」はNGです。
また「脚を組んで座る」「背中を丸めて座る」のもO脚の原因になります。
脚の筋力不足
骨盤が前傾すると、内ももの筋肉(内転筋)や
お尻の筋肉(大臀筋)を使わなくなっていきます。
O脚の人は骨盤が前傾ぎみになっていることが多く
内転筋や大臀筋が筋力不足になり、O脚が悪化していきます。
足裏のアーチ崩れ
小さい頃に靴や靴下を履いて平らなところばかり歩いていると、
足裏への刺激が足りず、足裏のアーチが発達しません。
そうすると外反母趾や浮き指になり、歩く際に
体へ過剰な衝撃が伝わるようになります。
これが骨盤や股関節のゆがみにつながり
最終的にはO脚の原因にもなります。
ちなみに正常な足裏には以下の3種類のアーチがあるので、
自分の足の状態と照らし合わせて確認してみてください。
・内側縦アーチ:足の内側の縦アーチ
いわゆる「土踏まず」の縦アーチと指部分の縦アーチ
・外側縦アーチ:足の外側の縦アーチ
・横アーチ:足指の付け根の下にある横方向のアーチ
股関節のねじれ
股関節がねじれると、大腿骨(太ももの骨)などが
正常な位置からずれていき、O脚の原因になります。
こんな人はO脚に要注意!
O脚は早めに対策をすれば、その分、改善も早くなります。
これから紹介する「O脚予備軍」の特徴に当てはまったら、
なるべく早く対策をしましょう。
座るときに足を組まないと落ち着かない
座るときに脚を組むのはO脚の原因になりますが、
「脚を組まないと落ち着かない」というのは
骨盤が特定の方向に歪み、O脚が進行しているサインでもあります。
靴の後ろの外側がすり減る
靴の後ろの外側がすり減るのはO脚のサインです。
外側がすり減るのは重心が外に偏っているのが原因。
この状態が続くとO脚につながっていきます。
電車などで脚を閉じているのが辛い
電車などで脚が自然に開いてしまうのはO脚のサインです。
脚を閉じているのが辛いのは、内ももの筋肉が弱っているためです。