O脚は見た目が悪いだけでなく、年齢を重ねると膝痛の原因にもなります。
そのため若いうちに改善しておくことが大切です。
ここからはO脚を改善する7つの方法を紹介するので、
ぜひ取り入れてみてくださいね。
ストレッチ
筋肉を鍛えるだけでなく、柔軟性がないとO脚の改善にはつながりません。
股関節や膝関節の柔軟性がないと、歩いた時の衝撃が
うまく吸収できず、骨盤や股関節のゆがみを生じさせ、O脚が悪化することになります。
O脚改善にオススメのストレッチは股関節の筋肉をほぐす「コロンコロン体操」です。
・足を伸ばして座り、両足裏を合わせる
・骨盤を立てて背筋を伸ばす
・手は手のひら側を上にし、親指と中指で輪を作り両膝の上にのせる
・右ひじを曲げながら重心を右に移動し、斜め45度前方へ体を倒す
・コロンと重心を元の位置に戻す
これを左右交互に5回繰り返します。
骨盤を立てて背筋を伸ばすことを意識してください。
O脚改善筋トレ
O脚対策にオススメの筋トレは「ワイドスクワット」です。
・脚を肩幅の2倍程度に開いて立つ
・手は頭の両脇に添える
・膝をつま先より前に出さないようにしながら、膝を曲げてお尻を下げていく
・曲げられるところまで膝を曲げたら、ゆっくり元の姿勢に戻る
イメージとしては、相撲の「四股」のような感じです。
できる範囲で20回~30回程度行いましょう。
立ち方
O脚の改善につながる正しい立ち方は以下の通りです。
・上半身は背筋を伸ばしてまっすぐに
・重心はやや前に
・膝を伸ばしきらず、適度に緩める
・足の指に力が入るように
・骨ではなく筋肉で体を支えるように意識する
このほか、「鏡の前でまっすぐ立ち、ゆっくり膝を曲げていき、
両膝がくっついたら、膝をくっつけたままゆっくり脚を伸ばす」
という動作もO脚改善の効果が期待できます。
この姿勢は骨盤や膝の位置が正しい状態なので覚えておくといいでしょう。
歩き方
O脚の改善につながる正しい歩き方は以下の通りです。
・上半身は背筋を伸ばしてまっすぐに
・重心はやや前に
・踏み出す足をいつもより1~2cm高くあげるのを意識する
・足の指先、指の付け根、かかとの3点で着地する
・膝を伸ばしきらず、適度に曲げて遊びを持たせる
こうすると、足裏全体で着地することができるようになり、
着地の衝撃を膝下で吸収できるようになります。
この正しい歩き方を3~4ヶ月続ければO脚の改善につながりますよ。
座り方
O脚改善につながる正しい座り方は以下の通りです。
・椅子に座る際、左のお尻を持ち上げて中央に寄せる
・右のお尻も同じように中央に寄せる
こうすると、坐骨が内側に寄せられて骨盤の矯正、
ひいてはO脚の改善につながります。
また、「椅子に座った状態で、両膝の間に本をはさんで長時間過ごす」と、
脚の内側の筋肉が鍛えられ、O脚改善の効果が期待できます。
O脚対策グッズ
O脚対策グッズには以下のようなものがあります。
・インソール(中敷):偏った重心を矯正し、足裏のアーチが崩れるのを防ぐ
・スリッパ:内側が外側より低くなっており、外側に偏った重心を矯正できる
・膝ベルト:膝が外側に向いてしまうのを改善する
・骨盤ベルト:骨盤のゆがみや姿勢の崩れを補正する
・ストレッチボード:乗るだけで脚の外側の筋肉やふくらはぎの筋肉をストレッチできる
手軽なので、気になるものがあれば取り入れて見ましょう。
自力でO脚改善が難しい時は専門家に頼るのも一つの方法!
「仕事で疲れてストレッチや筋トレをする余裕がない」
「やってみたけど治らなかった」という方は、
整骨院など体の専門家に相談するのが近道かもしれません。
まとめ
「O脚かな?」と思ったら早めの対策が肝心です。
・ストレッチ
・筋トレ
・立ち方
・歩き方
・座り方
・O脚対策グッズ
・整骨院などの専門家に頼る
上記の対策方法はどれもO脚の改善に効果的なので、
少しずつでも取り入れて美脚を手に入れましょう。